クリエイター支援プラットフォームについて調べる

クリエイター支援プラットフォーム「SUZURI People」をオープンさせましたというメールがGMOペパボ株式会社さんから届いていたので見に行ってみました。

クリエイター支援プラットフォームというのは、平たく言うとファンクラブ機能かなあと思うんですが、フリーランスのイラストレーターさんや漫画家さん、クラフト系アーティストさんなどなど、とにかく何か作ってるフリーの人の活動を、何百円とかいう少額から皆で支援しようという機能です。

中には無料で「お気持ちだけ」支援する無料枠の機能があるところもあって、それはオンノベや同人の分野でもファンクラブとして活用できるかもしれません。

もちろん、一歩進んで、独立自営の文筆活動のスポンサーを募るのも、ロマンがあっていいと思います。やってみようかなって方は出来心で是非どうぞ! 私も応援したいと思います。

他にはどんなクリエイター支援プラットフォームがあるのかなと思って探したので、メモっておきます。

  • SUZURI People (GMOペパボ株式会社主催)
  • Enty (成人向けOKみたいで肌色のトップページですわ)
  • Fantia (とらのあな主催で無料枠もあり。女性向け別館もあり)
  • Ci-en (ゲオグループ主催。無料枠あり)
  • pixiv fanbox (pixiv主催)

こういうサービスは今後も増えていく……ような気がしますね。

ファンクラブ機能とはまた違いますが、「投げ銭」のような機能もあり、継続して支援するわけではないけど、おひねり的に銭を投げるサービスもあります。

  • ofuse (任意の額の添えてメッセージを送れる)
  • Paypal.me (PayPalの支払い機能をSNS上で使える)
  • note (記事単位で課金を設定できるブログサービス)

一回限りで済むので、払う側にしたら管理の手間がなくて、気がラクではありますね。

小規模な活動でも、主要都市から遠い地方に住んでいても、創作活動で身を立てたい人や、同人誌など趣味の延長線上にある創作を続けていけるように支援者を募れる仕組みは、いいものだと思います。お客さんが作り手や作品を直接選んでくれる時代ということでしょうか。

オンノベの分野でも、20年前からずっと、こうした機能があれば出版社を通さなくても独立自営の作家として活動していけるのではという話はありました。機能だけあっても難しい面はありますが、それが可能な人にとっては、便利な機能があるのは良いことだと思います。小説なら電子書籍として販売するという手もありますしね。

それについては長くなりますので、後日また別の記事を起こしたいと思います。