「昨日を忘れ去る◯と、黒いノートブックの物語」のタイトルに迷う件

セルバンテスさんオープン記念に、Google+の手書きノート部で書いていたモレスキン小説を、テキスト入力してデータ化してUPしました。

タイトルないねん、どうしよ〜という事で、タイトルも新規につけて公開したのですが、長年の友しまもさんから物言いがついたので、タイトル変更しました。

旧「昨日を忘れ去る男と、黒いノートブックの物語
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新「昨日を忘れ去ると、黒いノートブックの物語」

「男→私」の変更です。この作品の主人公が、タイトルがなければ性別がわからないと友人がいうので、確かにそのように書いたかもしれんと思い、どっちでも読めるようにしました。

この、主人公の性別が判然としないっていうのも、私の作風の一部かもしれません。

「月下世界紀行」では意図してそのように書いています。特に、中性的とか無性別な人物を描きたいのではなく、読者様が読む時に自由に決めてくださればいいなという感じです。ものすごいマッチョなお兄ちゃんで空想してもらってもいいですし、ドレス着た少女でもいいの。おばちゃんでも、おじいさんでもいいし。なんでもいいのです。そこは物語に深く関係しないので。読者様のご都合にお任せしたいなと思っています。

でも登場人物の性別というのは時には重要な個性ですし、大事な情報です。

それによって対象ユーザーも変わるし、「読む」「読まない」を左右する要素とも思います。

下に表紙画像を試しに三種類作ったんですが、どれを一番読みたいですか?
これはもう完全に「人による」っていう分野ですよね。面白いです。

それぞれ微妙にちがった物語をイメージしますね。

今回の私の作品についてはタイトルは「私と」がいいかな。