ただ今、「王宮の孤児たち」第38話が最新です。ぷらいべったーでお読みいただけます。アーカイブ版はカクヨム・pixivにも置いています。
ふりがな振ったら公開できる未公開分が、今日2/16で41話まで書けているので、順次作業して公開していきたいと思います。更新早めで文字数も多いので、読むのが大変になってきているかと思いますが、お暇な時にちびちびお読みください。
作者は書く時にはたくさん書く人間ですが、長年お付き合いくださっている方はよくご存知のように、書かない時には本当に申し訳ないぐらい全然書きませんので、今書き溜めたもので書かない時期をしのぐ感じです。「次は十年後かもしれないので」と読者様におっしゃっていただくんですが、そんなにブランク開かないと思いたいです……😰
とりあえず今は快調なので、どんどん書いて、どんどん公開しています。いつも原稿を読んで応援してくださる方々、ありがとうございます。書きたいところから書く作者で本当にすみません。
続きはコメントへのお返事です。今回は素敵なコメントをいくつか頂いているので、半分にお返事します。残りはまた後日のお楽しみにさせていただきます😊
「第35話 兄《デン》たち」にいただいたコメント
02/14 13:47 035読みました。砂牛が人間の血を飲むというのが、とてもいいです。特に、砂牛たちが『穏やかそうにモウモウ鳴いて』という描写があるのがいいです。
そりゃあ飲みますよね。消化器官さえ受け付けるのなら。貴重な水分と塩分、栄養がいっぱいですから。
人間の事情や感情とは関係のない自然の摂理の無情な合理性を、この場面に描きこむことで、物語の世界に奥行きが生まれていると思います。
コメントありがとうございます。
族長リューズが砂牛に敵の血を飲ませるエピソードは、ここ以外にも別の作品で登場していたのですが、改めてギリスの実体験の話として「王宮の孤児たち」にも書きました。
物語として、リューズの残酷性を表現するエピソードとして最初は登場していたのですが、彼の合理性を表現するエピソードでもあるかなと作者は思って書いています。使えるものは何でも使うタイプの人物なんだということで。
拙作に登場する、この砂牛っていう動物は実在しないもので、作品内の架空の生き物です。鷹通信の鷹と同様です。牛かどうかもわからないので、案外肉食なのかもしれないんです。砂漠で何を食べてるんだろうって不思議ですし。荷運び用の家畜という設定ですが、「新星の武器庫」では盗賊さんたちが騎乗用にも使っていたので、こいつ走るぞ……という生き物です。
現実の生き物であるラクダみたいに、砂漠に適応した生き物なんでしょうね。
もともと書いた同エピソードでは、確か、水は馬と人が飲むので、敵の血は砂牛に飲ませるという内容だったという記憶です。遠征先で荷運びの砂牛が死ぬと、荷物を捨てるか人が運ばねばならず、かなりしんどい状況になるでしょうから、他に選択肢がないってリューズは思ったんじゃないかと。私も自軍の兵の命に責任を負っていたら、同じ選択をしたかもしれないなと思うので、まったくもって残酷な世界です。
そういう異世界の存在感をちょっと感じていただけていたら嬉しいなと思います。
リューズひどいわ!!というご感想でも勿論かまいません。ひどいなっていうエピソードでもあります。いろいろ思って読んでいただけるのが作者には何よりです。
02/14 14:00 前に「弟たちの絵柄が脳内で萩尾望都」と送ったものですが、その後も、弟たちはその絵柄で脳内再生されています(笑) 表紙や大ゴマで花しょってるやつじゃなく、学園モノの小さいコマで少年たちがわちゃわちゃと笑いさざめいたり語り合ったりしながら通り過ぎるシーンのイメージです。スィグルは、大ゴマになるときは花しょっててもいいです。でも、小さいコマとか作者のあとがきページとかでは、ときどき、まんがチックな(漫画なのにまんがチックとはこれいかに(笑))キレ顔やビックリ顔してたり、猫耳付き三頭身マスコットキャラ化してたりするイメージです。ギリスは……美形一族の一員だし、作中でもさんざん顔がいいと書かれているにもかかわらず、中身があれなので、少女漫画の絵柄にはなりませんでした。
コメントありがとうございます。
前回のコメントをいただいてから、私の中でもサリスファーだけ少々、萩尾望都先生風味できらきらしてきましたw ときめきます。
スィグルもきらきら系なんですよね。そうだ、殿下は美少年なんだ∑(゚Д゚) と改めて思い出しました。私この「王宮の孤児たち」でスィグルの外見の描写を全くしていないのではないかと気づき、青ざめたりもしていました。
読者様は皆様、ずっと前から読んでくださっている方々で、スィグルがどんな人物かご存知という思い込みで書いていたのですが、最後に読んでいただいたのが、もう正直「誰だっけ」ぐらい昔ですよね!?
もういっぺん書けばよかったです。美少年登場のシーンを。
大ゴマで花背負ってるやつですよね(笑)
でもギリスだけが読者様の脳内で萩尾望都先生作画にならないっていうのが、すごく面白かったです。ギリスもたぶん「美しい」んですけども。この作品の設定ではタンジールの民は皆、美貌なんです。それも今回書いてないですよね!?
いろいろ書き漏らしがあるのに気づきました。久々のカルテットとは言え、そこはちゃんと「美しい」とか「長いまつ毛の影が白い頬に落ち」とか書かないとダメですよね。そういう作品なんですから!
そんな意気込みも新たに続きを書いていきたいと思います。
皆様、お暇のあるときに応援してやってください。
ちなみに今、web拍手の拍手数棒グラフの画像を漫画肉のやつ🍖にしているので、皆様が拍手してくださった回数分、作者に漫画肉が届いています。肉を与えるとたくさん書きますので、よかったら押してみてくださいね🍖
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