過去に自サイトの外でオンノベ活動した経過がありましたので、忘れないようメモります。今現在、TEAR DROP.からリンク切れしているところも載せましたので、あれどこ行ったのー? という場合にご参考まで。
FC2ブログでオンデマンド印刷用の版下として、「カルテット」の番外編の一部を転載してました。
http://caltet.blog95.fc2.com
昔あったパブロというブログを文庫サイズに一冊から印刷してくれるサービスで、試しに一冊印刷してもらいました。
自作原稿のハードコピーを労せず作る素敵プランでしたが、心が折れて一冊だけ。
それからpixivの小説投稿機能が新登場したときに、どんなもんか見たくて「月下世界紀行」を転載しました。zero名義で小説のマイページはここにあります。
pixivの小説機能って当初は二次創作メインで、一次やるのも申し訳ないような感じさえ私にはしたんですが、今見ると、そこまででもないみたい……?
面白い機能もあるし、ユーザーさんも多いので、先々余裕があったら活動してみたい場所です。(でも今はカクヨムがメインというか、そこでも何もできてない状態)
電子書籍発行サイトのパブーさんにも、創設当初に流れにのって進出してみたんです。
こちらも「月下世界紀行」から「河を渡る」のみ転載しています。
電子本の表紙イラストは塩さん(@high_kyo)が「河を渡る」のイメージで描いてくださった絵です。素敵ですね。
塩さんには、同時期に私が「河を渡る」を掲載していただいた、オンノベ作家さんの電子合同誌「でんしょでしょ」の創刊号Vol.1でも表紙イラストを担当していただいて、また別のバージョンの表紙絵があります。こちらも華やかで素敵なので是非ごらんください。
「でんしょでしょ」Vol.1もパブーで公開されています。
でんしょは、参加される書き手さん同士で原稿を読み合って、Googleドキュメントを使って割と本気の赤入れをする工程が掲載前にあり、骨太の企画でした。誤字脱字レベルでない、内容面にも突っ込んだツッコミが入って加筆修正や改稿の要請がありましたので、私も改稿したんじゃないかな……(中高年すぎて記憶が)
とにかく楽しかったという記憶です。自分じゃない書き手さんが自作について、ご自身でも推敲するレベルで読んでくださるというのは、あまりない機会なので、美味しかったですね。(うまうま)
「でんしょでしょ」はVol.4まで発行されました。今もパブーにありました。
無料ですので、気軽にご覧になれるかと思います。
パブーの電子本データをKindleアプリでも開けるとのことだったので、ちょっと自作をKindleで開いてみました。
①MyKindle(Amazon側)でパブーの送信メアドを承認先に登録
②アプリまたはMy Kindleで受け取り側のKindleメアドをコピー
③パブーの作品情報ページでペースト送信
④5分10分ぐらい待つ
⑤ Kindle側で届いた本データを開く
という感じでした。初回設定がモノグサな私には正直面倒でハードルでした。
でも二回目からはワンクリックなので、「アリだな」みたいな気はしました。
Kindleで横書き表示がなぜか気持ち悪い……とTwitterでボヤいてたら、文月さん(@hanameiro)に「でんでんコンバーター」を教えてもらえました。
そして、こちらの記事を参考にしたら幸せになれるんじゃないかという情報も。
小説同人誌の無配やWEB再録を電子書籍形式(EPUB)にしてみるのどうかなという話(作り方編)
幸せになれそうだぞ……。
ネット上にある自作を紙の本にするモチベーションは私にはほとんどないので、完成したら記念に電子書籍化というのがいいかなあと思いました。
サイト外の活動というと、「もえもえ図鑑」というブログも持ってました。「カルテット」の習作置き場です。
ここは私のオンノベ活動の中ではコンスタントにたくさん書いた場所です。こんなピンク色のブログですけどね?
リンク切れが多くて使い物にならないのですが、当時書いた原稿は全部あります。
「パスハの南」「新星の武器庫」「海猫の歌」が、わたくし(作者)本人としては、ここでの大きな成果物と思っています。特に武器庫ですね。大作でした。
あと未完ですが「名君双六」ですね。これは「三都幻妖夜話 白川編」を完成させたら、あとエピローグだけですので、完成させたいと思っています。
もえもえ図鑑で書いたような原稿は、TEAR DROP.で公開している「カルテット」学院編の完結後の話になりますので、表立って正式に公開するようなものじゃないかなと自分でも思うんですが、「カルテット」に関しては、思いついた話の書きたいとこから書いている……というか、プロットとして纏まったところからなら書ける、という感じで、時系列順でいくと「学院編」が最初の物語にふさわしいんですけども、私には書くのが難しい話で、「新星の武器庫」のほうが簡単に書ける話だったので、先に書けばすぐ完結する感じでした。実際わりと、あっというまに一気に完成したかと思います。
せっかく書けるなら書こうか。話つながってなくて難ありだけど、それでも読むよっていう方にはお読みいただいたら嬉しいなあということで、ひそやかにネットに置きっぱなしです。
いつか一連の物語として全部が繋がるのかなー……とも思いますが。正直、全部書くまで生きてるかわかりません。それなら、全然書かないよりは、書けるところだけでもですね(汗)
物書きとしては褒められたもんじゃないですが。こっそりやってます。
「オンノベなんだし、こうあるべき」というのを、あまり真面目に悩むと全然書かなくなるので、「もえもえ図鑑」みたいなので、書けたとこだけ書くというのが、「カルテット」についてはいいのかもですね。読んでくださる方にはたぶん物凄く迷惑だけど……。すみません(;´Д`)!!
「月下世界紀行」や「三都幻妖夜話」は、出来心で始めたわけじゃないので、人様にお読みいただくための作品として書いていて、シリーズ構成がまともですね。やればできるんやないか、かおる……。
それに比べると「カルテット」は長い寝言みたいな作品ですが。一番好評なのは「カルテット」ですね。どういうことや……。
本人的には、自分がネット上で書いた作品でいちばん面白い(出来がいい?)のは、「新星の武器庫」か「三都幻妖夜話 神戸編」だと思います。
「地方巡察」も悪くはなかったですかね。まとまり良かったですね。
短編では「河を渡る」が、全体的にフワッとしてる「月下世界紀行」の中では分かりやすい作品だったように思います。
まずこれを読んでくださいという自己紹介的な作品としては、「湾岸の風」でしょうか。「テルの物語」企画のために書いた「カルテット」の紹介用番外編ですね。
まだ完結してないですけども、ネット上で書いた作品の中で私が一番上手だったのは、今カクヨムで定期連載中の「三都幻妖夜話 白川編」ではないかと思います。執筆中だから親バカなのかもですが、この作品、あんまり出来がいいので、自分でもびっくりしてます。たぶん気のせい……?
いつも「最新作が最高傑作」という性分なんですよ。お気楽ですね。